大根ごはん
牛乳
わかさぎの甘露煮風
すいとん
ふかし芋

　今から76年前、戦争中だった昭和20年3月10日に東京大空襲がありました。一晩で10万人もの人が亡くなり、一夜にして東京の３分の１以上が燃えてしまったということです。
　戦争中は食べるものも手に入りにくく、お米も貴重な食べ物でした。少ないお米を増やすために芋や野菜を混ぜたり、ご飯の代わりにふかし芋を食べたり、すいとんを汁に入れたりして空腹をしのいでいました。このころの子どもたちはいつもお腹がすいていただけでなく、栄養不足で体も小さかったのです。
　今でも地球上のあちらこちらで紛争や災害、異常気象、貧困などで食べ物が手に入らず、健康に過ごすことができない子どもたちがたくさんいます。
　毎日食事ができることに感謝し、食べ物を無駄にしないように心がけましょう。
　児童生徒の皆さんは、このアナウンスを聞いてどう感じましたか。きちんと給食を残さず食べることで気持ちが表れていたと思います。どのクラスも残りはほとんどありませんでした。