日本語学級（にほんごがっきゅう）

日本語学級とは

葛西中学校の日本語学級は、昭和47(1972)に開設された、東京都で一番歴史のある日本語学級です。これまで、朝鮮半島、中国・フィリピンをはじめ様々な国から来た多くの中学生が日本語を学んできました。中学生にとっていちばん気がかりなのは、友だちのこと、そして卒業後の進路ではないでしょうか。日本語学級では、生活に必要な言葉を習得するだけでなく、通常学級の授業にもついていけるように、学習に必要な言葉や広く社会生活に必要な知識を身に付けてもらおうと、きめ細かい支援をしています。また、日本語学級に勉強に来ることで、同じ国出身の友達やいろいろな国の友達にめぐりあえるのも楽しみの一つです。日本語は簡単に習得できる言語ではありませんが、通級生たちは今日も将来の夢に向かって、一生懸命日本語を勉強しています。

受け入れの手順

１　日本語指導が必要な生徒が入学または転入し、日本語学級への通級を希望
　　２　在籍校の副校長先生より、葛西中学校の副校長への連絡
　　３　双方の都合を確認の上、面談日時の決定
　　４　本人・保護者に来校していただき、日本語習得度の状況を把握
　　５　日本語学級についての決まりなどを説明
　　６　通級の決定

通級の決定

午前に通級する生徒は、自宅から直接葛西中に向かいます。
授業は８時４０分から１０時３０分までを基本とします。
授業が終わったら、在籍校に戻り給食を食べて、そのまま午後の授業を受けます。

午後に通級する生徒は、午前中は在籍校で授業を受け、給食後すぐに葛西中に向かいます。
授業は１４時から１６時までを基本とします。
授業が終わったら、そのまま帰宅します。

生徒数

＊新型コロナウイルス感染症による臨時休業のため、令和２年度の通級生の人数は未定。（２０２０．５．１）

主な母語　中国・台湾、フィリピン（タガログ語）・ネパール・タイ、その他

学級数　２学級　　専任教師　３人