5月7日(水)の給食
- 公開日
- 2025/05/07
- 更新日
- 2025/05/07
今日の給食
《 献 立 》
・衣笠丼
・牛乳
・小松菜のごま和え
・豆腐と湯葉のすまし汁
今日は京都府の郷土料理を提供しました。衣笠丼は、油揚げとねぎを炊いて卵でとじ、ご飯にのせたシンプルな丼物です。名前の「衣笠」は金閣寺の近くにある衣笠山に由来しています。この丼の見た目が衣笠山の雪景色に似ていたことからこの名前がついたといわれています。湯葉は、豆乳を加熱したときに表面に浮かんでできる薄い膜で、豆腐や油揚げと並ぶ代表的な大豆食品です。精進料理、懐石料理などに欠かせない伝統的な食品としても有名で、鎌倉時代に中国から日本に伝わりました。当時は公家や寺院などで食べられており、肉食を禁じられていた禅僧にとって、良質なたんぱく質源であるため重宝されていました。名前の由来は、一説によると、膜の色やしわが老婆のしわに似ていることから「姥」と呼ばれ、それが転じて「湯葉」になったと言われています。