《　献　立　》
・クロックムッシュトースト
・牛乳
・ポトフ
・イカと野菜のマリネ

　今日はフランスの料理を提供しました。
　クロックムッシュとはフランスのカフェメニューの定番で、１９世紀初めにパリで生まれたホットサンドです。パンにハムとチーズをはさみ、バターを塗ったフライパンで軽く焼いてベシャメルソースなどのホワイトソースを塗り、温かいうちに食べるのがおススメですが、冷めても美味しく味わえるのが魅力の一つです。クロックムッシュは食べるときに表面がカリッとしていることから、「カリッとした」という意味のフランス語「クロッケ (croquer)」を名前の由来としています。今日は給食用にアレンジし、ハムが入ったベシャメルソースを塗り、チーズをのせ、オーブンで焼いて提供しました。
　ポトフはフランスの代表的な家庭料理の一つで、大きく切った肉や野菜を時間をかけて煮込んだ料理です。特に決まった作り方はなく、地域や家庭によって様々なレシピがあるようです。フランス語で「ポー（pot）」は鍋や壺、「フ（feu）」は火を示すので、「火にかけた鍋」という意味になるようです。人数分のお皿に具とスープを一緒に盛りつけがちですが、本場のフランスでは、スープはスープ皿に注ぎ、別のお皿に肉や野菜を盛りつけ、マスタードなどの調味料を添えていただくそうです。