6月3日(金)の給食
- 公開日
- 2022/06/03
- 更新日
- 2022/06/03
今日の給食
《 献 立 》
・ひじきめし
・牛乳
・とり天
・小松菜のおかか和え
・のっぺ汁
今日は大分県の郷土料理です。
大分県の津久見市(つくみし)では良質のひじきがとれます。ひじきを油揚げやにんじんなどと一緒に煮物にしておかずにし、残るとご飯に混ぜ込んで「ひじきめし」にして食べていたそうです。ひじきと一緒に煮る食材は何でもあるものでよいそうで、油揚げを入れるとひじきがやわらかく煮えると言われています。
大分県の鶏肉の消費量は日本一で、鶏肉を使った混ぜごはん「鶏めし」や鶏出汁の汁物「鶏汁」といったさまざまな鶏肉料理が食べられてきました。なかでも、唐揚げが有名ですが、鶏肉を天ぷら粉で揚げた「とり天」も大分県全域にわたって広く親しまれています。
「のっぺ汁」は中津市(なかつし)山国町(やまくにまち)に伝わる料理です。もともとは精進料理で、肉類は一切入れず、椎茸、人参、こんにゃくなど野菜を主とした材料で作られた汁物です。現在は普段の食卓でも食べられており、鶏肉や魚を加えることもあります。