《　献　立　》
・コムチエン(チャーハン)
・牛乳
・チャーゾー(春巻き)
・タコのエスニックサラダ
・ミエンガー(春雨スープ)

<コムチエン>
コムチエンとはベトナム風のチャーハンです。南部と北部では呼びかたが違い、南部では「コムチエン」、北部では「コムザン」と呼ばれています。日本と同じく海鮮や肉、卵など様々な具のチャーハンがあります。魚介類が入ったチャーハンは「コムチエン・ハイサン」、牛肉が入ったチャーハンは「コムチン・ボー」と呼ばれているそうです。今日はエビ、豚肉、卵を使用して作りました。
<チャーゾー>
べトナム料理で「春巻き」といえば、「生春巻き」を思い浮かべる人も多いと思いますが、ベトナムでは生春巻きに劣らず人気があるのが揚げ春巻きです。南部と北部では呼びかたが違い、南部では「チャーゾー」、北部では「ネムザン」と呼ばれています。今日は給食用にアレンジして春巻きの皮を使用して作りましたが、本場ベトナムではライスペーパ(米粉を使った薄い皮)を使用して作られています。
<ミエンガー>
ベトナム麺を象徴するのは米粉を原料とした平麺(フォーやブン)ですが、日本でもうどんやそばがあるように、ベトナムでも卵麺、タピオカ麺、春雨など米粉以外の原料を使用した麺もあります。ミエンガーは鶏肉が入った春雨スープです。ベトナムでは春雨をスープや炒め物の中に入れて食感を楽しむという食べ方以外に、フォーやブンのように麺料理のレパートリーの１つとしてもよく食べられているようです。