《　献　立　》
・手作り焼きピロシキ
・牛乳
・オリヴィエサラダ
・ボルシチ

今日はロシアの料理です。
<ピロシキ>
ピロシキは小麦粉で作った生地に具材を包み、オーブンで焼くか、油で揚げて作ります。最も一般的なものは肉や野菜、ゆで卵などを包んで揚げるものですが、特に具材の決まりはなく、ジャムやフルーツを包んだものもあるそうです。ロシアの家庭では油で揚げずにオーブンで焼くのが一般的です。もともとロシアには「ピロギ」と呼ばれる料理がありました。ピロギはオーブンの天板いっぱいに生地を敷き、具を挟んで焼いた料理で、その「ピロギ」を持ち運んだり、簡単に食べたりできるように小さくしたものが「ピロシキ」です。
<オリヴィエサラダ>
オリヴィエサラダは肉や角切りの野菜と香草をマヨネーズで和えた、ロシアの伝統的なサラダです。フランス料理の「マセドアンサラダ」のルーツともいわれています。このサラダはリュシアン・オリヴィエ（モスクワのホテル・レストランのシェフ）が考案したもので、料理名は彼の名前に由来しています。ロシアでは人気があり、新年や祝日の食卓には欠かせないメニューです。
<ボルシチ>
ボルシチは世界三大スープの一つといわれており、鮮やかな赤い色が特徴のスープです。玉ねぎ、人参、キャベツなどの野菜や炒めた肉などに、ビーツを加えてじっくり煮込むことで、スープにビーツの色素が溶け出し、独特の赤い色に仕上がります。日本のみそ汁と同じように、各家庭にそれぞれの味があります。