《　献　立　》
・ムロアジの麻婆丼
・牛乳
・あしたばチーズ春巻き
・わかめと白菜の中華スープ

★今日は東京都八丈島産の「ムロアジ」「明日葉（あしたば）」を使用した献立です。

ムロアジは体長約20〜30ｃｍ、大きなものは50ｃｍを超える紡錘形（ラグビーボールのような形）の魚です。背が青く腹は銀灰色で、体側に黄金色の帯が走っており、淡黄色の尾ビレが特徴的です。東京の海域では伊豆諸島から小笠原諸島まで広く分布する魚で、カツオ、テングサについで水揚げ量が多く、伊豆諸島では「クサヤモロ」、八丈島では「青ムロ」という名前でも親しまれています。
漁は8月〜12月末までの間に行われ、夏から秋の魚として東京の市場に出回ります。島沿岸に回遊していて、海水浴場でムロアジと泳いだり、釣りを楽しんだりもできます。新鮮なものは刺身や塩焼きなどにして美味しく食べることができますし、ゆでてから燻製のようにいぶしてムロ節（なまり節）に加工すると、だしをとったり、ご飯に混ぜ込んだりと様々な料理で楽しめます。脂肪が少ないため、「クサヤ（魚で作る干物の一種）」の原料として最も適した魚です。★