2学年の教員より(4/28<火>)
- 公開日
- 2020/04/28
- 更新日
- 2020/04/28
お知らせ
令和2年4月28日(火) 2学年教員W
こんにちは、2学年教員のWです。みなさん元気に過ごせていますか。
心がなかなか晴れなくても、身体が元気であることによって心も元気になってくる。逆もしかり。これが、「心身一如」という考え方です。心と身体は切っても切り離せない関係にあります。だからこそバランスよく、そして心は晴れなくても身体を健康にすることで心も元気になってきたりするものです。少なくとも身体の健康は保っていってください。
さて、今日のtopicです。私が大切にしている「教え」の話です。皆さんには、自分の「ポリシー」「大切にしていること」「好きな言葉」などはありますか?歴史の偉人の言葉でも、アニメや漫画のキャラクターのセリフでも何でもいいと思います。
さて、私の大切にしていること、それは小学校1年生から20年以上やっていた少林寺拳法の「教え」です。
「半ばは自己の幸せを 半ばは他人の幸せを」
意味は簡単ですね。「半分は自分の幸せを考え、もう半分は他人の幸せを考えられるような人になりましょう」という考え方です。自分の幸せと同じくらい他人の幸せを考えられる。言うは易し、行うは難し。つまり言うのは簡単、実践するのは難しいですね。
しかし今のこの世の中、新型コロナウイルス(COVID-19)が蔓延している現在はこの考え方は非常に大事なのではないかと考えます。なぜ「STAY HOME」なのか、それは自分が感染しないのと同時に、目には見えないこの恐ろしいウイルスを人に感染させないという目的があるからです。自分のことと同じくらい他人のことを考える。この「STAY HOME」にはこのような意味もあるのかもしれません。
だがしかし!!この言葉に違和感をもった人もいるのではないでしょうか…?
そうです。そこです。まず「自己の幸せ」が先にきていること。他人への思いやりとか、自分のことよりも他人のことをまずは考えてあげるとか。そういった言葉があるからこそ、まず「自己の幸せ」が先に来ているのは違和感!と感じる人もいるかもしれません。(いないかもしれませんが。)
さあ、結論です。この「自己の幸せ」が先に来ていることが、実はとても大切なことなのです。つまり、「自分が幸せでないと、他人を幸せにすることはできないのでは?」という考えです。まずは「自分が幸せでいよう!」そうなるための努力を怠らない。そして「同じくらい他人の幸せを考えよう!」
なかなか現状が好転しない現在、どれだけ自分の幸せをしっかりと考え、それと同じくらい他人の幸せを考えられるか。これが今問われているのではないでしょうか。「考える」をずっと続けていきましょう!