ジャガイモと白インゲン豆
- 公開日
- 2025/10/07
- 更新日
- 2025/10/07
給食室より
今日のメニューは、じゃがいもとベーコンを使った「ベーコンポテトドッグ」に、「白インゲン豆のクリームスープ」、「イカとパプリカのクリームシチュー」、「なし」と「牛乳」です。
10月に入り、秋を旬とする食材を使った料理が、給食のメニューもたくさん登場してきます。今日の給食で使った「じゃがいも」や「白インゲン豆」は、秋が旬の食材です。春から初夏に旬を迎える「じゃがいも」は、新じゃがとも呼ばれ、皮が薄いのが特徴です。これに対して、秋を旬に迎える「じゃがいも」は皮が厚いのが特徴です。「じゃがいも」は長期保管が可能で、ひと冬を過ごすと、より一層甘みが増すようです。
さて、「じゃがいも」の芽や緑色の皮の部分には「ソラニン」が、「白インゲン豆」には「レクチン」と呼ばれる毒成分が含まれています。「ソラニン」や「レクチン」を生のまま摂取すると、嘔吐や腹痛などの症状が現れます。そのため、熱を加えても分解しない「ソラニン」を含む「じゃがいも」については、その芽や緑色の皮の部分を取り除き、熱を十分に加えることで活性を失う「レクチン」を含む「白インゲン豆」については、柔らかくなるまで十分に加熱したものを使って調理します。給食室では、使用する食材について正しく取り扱いながら、安全で美味しい給食を、児童や職員に提供しています。