3月25日修了式「後に残された人の役割」
- 公開日
- 2024/03/25
- 更新日
- 2024/03/25
校長室より
◎時間を取り戻すことができない寂しさを感じます。皆さんの右側に並んでいた6年生、みつばち学級の6年生がいません。「もう一度、6年生に会いたい」「6年生にクラブのこと、委員会のことを教えてほしい」「6年生に、不安だから帰って来てほしい」などと思っても、時間を巻き戻すことができません。そこで、今日は「後に残された人の役割」という話をします。
◎3月22日(金)に、6年生は大変立派に卒業しました。本当によい式でした。次の「南小(なんしょう)」は、残された5年生から1年生が創っていくのです。でも、私は少しも不安はありません。なぜかというと、卒業式に在校生代表で出席していた5年生が実に立派で、よいところを3つも発見したからです。卒業式で、5・6年生が一緒に歌う場面がありましたが、5年生の皆さんが6年生の歌を力強く支えているのを聴いて、「5年生は歌がうまいんだな」と感心しました。呼びかけの言葉を伝える場面でも、代表の人が力強い声ではっきりと表現していて上手だなと思いました。さらに、ウインタースクールに一緒に行ったとき、スポーツが得意で元気で頼もしい人も多いなというよさを感じました。だから、4月になって6年生になっても、学校をしっかりリードして、本校の伝統と文化を伝えてくれることを確信しました。
◎今日1日は、このクラス・この学年・この先生とこの教室で過ごす最後の1日ですから、気持ちよく楽しく過ごすようにしましょう。できれば、「もう少しこのクラスでいたいな」「このクラス、みんなと別れたくないな」というつらい別れができるといいなと思います。感じ方は人それぞれ違いますが、つらい別れができるクラスは、この1年間をかけて、みんなで協力してよいクラスづくりができた証です。ぜひ、明日からの春休みで心も体もしっかりと休めて、令和6年度4月8日に元気に登校してほしいと思います。そして、来年度は、もっとよいクラス・学年を創ることにより、さらによい学校創りをしていきたいなと思っています。