5月18日 5年生 田植え
- 公開日
- 2017/05/18
- 更新日
- 2017/05/18
できごと
田起こしから約10日、いよいよ田植えが始まりました。各クラスの田起こし以降は柔らかくなった土が水と一緒に流れ出て排水パイプを詰まらせ、田んぼから水があふれるハプニングもありました。主事さん方に側溝を大掃除していただき、何とか復旧しました。学校中の方にに支えられている5年生の米作りです。
肝心の田植えですが、小さな田んぼに2日にわたって3クラス105人で、1株ずつうえていきます。トップバッターは1組でした。まず苗をよく見て・・・「ほんとだ、お米がついてる。」「先生、このお米は食べられるの?」
田植えの仕方を教えてもらったら、3、4本を一株にして親指、人差し指、中指の三本で丁寧に植えていきました。成長した後の風通しを考え、20cm間隔に植えますが、なかなか苗がまっすぐ立たず、苦戦していました。
田植えのついでと言ってはなんですが、一昔前には人の手の入った田んぼが身近にあることで、小さな自然が生活の中にあったのだという話をしました。カエルをはじめ、ヤゴやゲンゴロウなどの水生昆虫の生活の場になっていたこと。畔によく見る彼岸花は実はモグラ予防の先人の知恵が詰まっていることなど。田んぼという切り口で周囲を見回すだけで新しい発見がいくつも出てきます。この学習を通して、子供たちにも豊かな視点をもってもらいたいなと思います。