昨日１８日（水）５校時に３年生「ベースボール型ゲーム　〜ラケットベース〜」の研究授業が行われました。今回の提案では、とにかく体力テストの結果を見ても分かるように、投げる力にかなりの課題があることから、小さなボールを手に取って、上から投げるという動作をしっかり経験させたいという思いからスタートしています。そこで、次のような工夫をしています。
〇用具の工夫
・ボール（当たっても痛くないカラーボール…個人持ち）
・テニポンラケット使用（打つことの楽しさを経験させる）
〇規則の工夫
・人数は４〜５人
・できるだけ投げる動作を入れるために、左右二箇所のどちらかの特定エリアを中継し、コートの中心にボールが返球されると走者をストップさせられる。
・打者はボールを打ったら、ベースを回る。回ったベースの数が得点になる。ただし、守備側がボールを中心エリアに返球した時点でストップがかかる。
・攻守交代制で行う。（全員が打ったら交代。２回行う）
〇場の工夫
・体力テストの結果データ等から子供が投げられる距離を想定し、塁間等を設定した。

などの工夫に加え、ペアを定めて教え合いをする機会を設定しました。子供たちは初めて行うゲームをとても楽しんでいました。これまでボールを投げる機会の少なかった子供たちも楽しんでいます。経験は何事にも代えられない大切なものです。