12月9日(金)郷土料理メニュー
- 公開日
- 2022/12/09
- 更新日
- 2022/12/09
ランチタイム
広島菜めし、牛乳、ワニのフライ、さつまいものレモンきんぴら、美酒なべ
今日は、日本の四国地方にある広島県の郷土料理です。
広島県では、広島菜という名前の小松菜によく似た野菜がたくさん栽培されています。
この広島菜を漬物に加工した、「広島菜漬け」が郷土料理として有名です。今日は、きざんで、ご飯にまぜました。
そして、おかずは「ワニのフライ」です。ワニと言っても、あの大きな口を持つ動物のワニではなくて、海の中にいる、ある魚のことを広島県ではワニと呼ぶそうです。
日本に昔から伝わる神話の「因幡の白兎」に、この「ワニ」が登場します。
そして、広島県は瀬戸内海という穏やかな海に面しているので、1年中気候が安定しています。この安定した気候を利用して、国産のレモンがたくさん栽培されていて、瀬戸内レモンとして重宝されています。今日は、レモンをたくさん感じてほしいので、しぼったレモン汁だけでなく、皮もきざんできんぴらに入れました。
更に、汁物は広島県にたくさんある造り酒屋で、昔から食べられてきた「美酒(びしゅ)なべ」という郷土料理です。日本酒を作るために働いている人たちが、働いて汗でびしょびしょになった姿で食べていたことや、日本酒の味がわからなくならないようにやさしい味に仕上げて、日本酒も入れて作ったことから、この名前が付けられたと言われています。
広島県の味をいっぱい感じながら残さず食べてください。