9月27日（水）の給食
・オニオンベーコンパン
・ごまドレサラダ
・ジュリエンヌスープ
・牛乳

☆学校手作りパン
　「今日のパンは給食室で調理師さんが手作りしたパンです。
パンを手作りするときの流れを軽く説明します。最初に材料の計量をします。パンは水分が多すぎると柔らかく、少ないと固く焼き上がってしまします。水分５グラム違うだけでも柔らかさに違いが出るといわれています。
　次に材料が適切な温度か確認をします。温度を確認する理由は発酵に関わるからです。パンはイーストという酵母を使用しています。その酵母がパンの生地内の糖分を分解することで炭酸ガスやアルコールが発生し生地が膨らむことを発酵と言います。
　次の作業は捏ねた生地を一次発酵させます。一次発酵では生地が約２倍に膨らみます。次の作業は分割です。作った生地を作りたい数に分ける作業です。
　次はベンチタイムです。ベンチタイムは15〜20分室温に置いておきます。これは成形するときにグルテンがほどよく切れた状態にしておくための時間です。
　次の作業は成形です。めん棒で伸ばしたり丸め直して作っていきます。
　次の作業は二次発酵です。約1.5倍に膨らみます。最後に焼成（しょうせい）です。簡単に言うとオーブンでパン生地を焼くことです。
　調理員さん達はこれだけの作業と時間をかけて皆さんのために作ってくれています。調理員さんを見かけたときは「美味しかった」や「ありがとうございます」など何か声をかけてみてください。」とお話ししました。
　子供たちも給食室で作っていると知り驚いたり、美味しいと言ってくれたりと喜んでくれました。給食を通して様々なことを学んでくれると幸いです。

　
（文責：栄養職員　三浦）