7月4日 【確かな学力】しりと・リミット
- 公開日
- 2023/07/03
- 更新日
- 2023/07/03
できごと
特別支援教室では、日常生活で使用する語彙や感情を表す語彙を獲得する方法として、言葉遊びの活動を取り入れることがあります。今回はコミュニケーションを取りながら活動できる言葉遊び「しりと・リミット」を紹介します。
言葉の最後の文字をつないでいきながら協力してしりとりをしていき、全てのひらがなを使い切ることができれば成功です。普段行われているしりとりと違う点を紹介します。
1 時間制限があり、10分間で行います。
2 3文字以上の名詞のみでしりとりをします。
3 同じひらがなを使えるのは2回までです。1回目は、使ったひらがなには丸が書かれているタイルを置き、2回目はそのタイルを裏返しておきます。
4 「ん」「−(長音)」は何度も使用することができます。
5 小さい文字(「っ」「ゃ」など)、濁音半濁音(「ば」「ぱ」など))は、元の文字と同じ文字として扱います。
6 他の人に言葉やヒントを教えてはいけません。ただし、答えられないときは1人1回パスすることができます。
思いつかなかった、知らなかったという言葉の知識を獲得したり、制限時間内に仲間と協力して難しい課題に取り組む経験を積んだりすることができます。教材に書かれているルール通りで実施すると難易度はかなり高いです。「3文字以上の言葉であれば何でもいい」「ひらがなは何度でも使っていい」など難易度を調整して行うこともできます。制限時間内に全てのひらがなを使うことができたとき、爽快感に浸ることができるでしょう。
(文責 特別支援教室 よしかわ)