6月20日 ことばの教室ってどんなところ
- 公開日
- 2022/06/21
- 更新日
- 2022/06/21
お知らせ
南葛西三小には、ことばの教室があります。平成28年に区内4校目のことばの教室として開校しました。対象児童の主訴は、1、発音誤り 2、吃音 3、言語発達です。
1、発音誤りについて
特に多い発音誤りは、サ行がシャ行やタ行に変換することです。「さかな」が「しゃかな」や「たかな」になります。また、キ音がチ音「きりん」が「ちりん」に、ケ音がチェ音「ケーキ」が「チェーキ」に変換することも多いです。ほとんどの発音誤りは、ことばの教室の指導で直ります。
2、吃音について
始めの言葉が続く(こここれから)、言葉を伸ばす(こーれから)、言葉が詰まる(・・・これから)など、滑らかに話すことが難しい症状を吃音といいます。
ことばの教室では、吃音についての知識を教えたり、言葉を滑らかに話す練習をしたりしています。また、同じ吃音をもつ児童同士の交流を通して吃音を受容する指導も行っています。
3、言語発達について
知的な遅れはないのに、漢字が覚えられない、音読が円滑ではない、語彙が少なく「あれ、これ」の指示語を多用するなど学年相応の言語力に課題がある児童が対象です。
漢字は覚え方を模索し、反復練習以外の方法で定着を図ります。音読は、単語の読みを早くし、文節の固まりで読めるようにして円滑な音読に結び付けます。
気になるお子さんがいらっしゃいましたら、担任、もしくはことばの教室まで御連絡ください。 ことばの教室直通電話 3686−4121
(文責 ことばの教室 やまがみ)