9月2日 語彙力を育てるには
- 公開日
- 2021/09/03
- 更新日
- 2021/09/03
できごと
今日は、語彙力を育てる活動を紹介します。御家庭でも簡単にできますので、是非一度やってみて下さい。
1「〇〇だけ!しりとり」
例)「食べ物の名前だけ!しりとり」
りんご → ごま → マンゴー → オクラ → ラズベリー → いくら……
普段の「しりとり」のルールに、「食べ物の名前だけで!」「家にある物の名前だけで!」など条件を加えます。すると、ただ言葉を思いついていくだけでなく、頭の中で「食べ物」「家具」「家電」など、言葉がカテゴリー分けされて整理されます。頭の中に言葉を入れる引き出しをつくるイメージです。言葉が整理され、語彙が豊かになります。
また、写真のようなカードゲームを活用することも有効です。カード表面にヒントとなるイラストがあり、言葉を思いつきやすい工夫がされています。年齢差のある兄弟間でも楽しめると思います。
2「3ヒントクイズ」
例)ゴリラの絵を隠して
「一番、動物です。」「二番、バナナやリンゴが好きです。」「三番、嬉しい時に自分の胸を叩きます。さぁ、隠した絵は何でしょう?」
御家庭にある紙に絵を描き、お子さんから見えないよう隠します。(鉛筆やリモコンなど、実物でも面白いです。)その物の特徴を3つ提示して、隠した絵や物を当てるゲームです。ヒントを出す側、答える側で交互に出題し合います。これは、物の特徴を捉えて言葉にする力が試されます。ヒントの数を増やして5ヒントクイズにするのも面白いです。説明するための語彙力が身に付きます。
(文責 ことばの教室 きのした)