学校日記

1月20日 美しい日本の文字

公開日
2021/01/20
更新日
2021/01/20

できごと

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 今日は二十四節気の大寒です。各地で荒天が報じられ、東京でも寒い日が続いています。
 先週の13日14日と2日間、学校では寒い中でしたが席書会が行われ、子供達一人ひとりが思いを込め書き初めに取り組んでいました。寒い中一所懸命に取り組む姿、書き上げた文字を目にして、改めて日本の文字の美しさを感じました。
 それのみで芸術的な価値をもつ文字は、世界的にも珍しいものです。中国、韓国そして日本など漢字を使っている国だけではないでしょうか。そして日本は、漢字に加え仮名文字という美しい文字をもっています。文字だけで芸術となる美しい文字をもつ日本という国に生まれ育ったことが、改めて誇らしく思うのも書き初めをするこの時期です。そうであるならば、子供達みんなに美しい文字を書いてもらいたいというのが、私たちの願いです。そのために、教職員は日々の指導に力を入れています。
 書き初めの様子を見ていて感じたことは、正しい筆順の大切さです。正しい筆順で書くことで文字全体のバランスがとりやすく、勢いのある字が書けます。一度間違えて覚えてしまうと、なかなか修正しにくいのが筆順です。平仮名や漢字など、最初に学んだ時に気を付けて身に付けさせたいと思っています。
 美しい文字を書くためには、道具をしっかり用意することも大事です。鉛筆をしっかり削っておく、消しゴムや定規など毎日使う筆箱の中の用具を揃えておくなど小学生のうちに身に付けさせたいものです。
 せっかく美しい文字をつかう国で暮らしているのですから、美しい文字が書ける人になってほしいと思います。  
(文責 おがさわら)