今日は「勤労感謝の日」です。先週16日の全校朝会では、働くこと・感謝することについて話をしました。

　病院で働く人、テレビで歌う人、義足を作る人…世の中には多くの仕事があります。人はなぜ働くのでしょうか。「お金を稼ぐため」「社会の一員として」など、様々な考え方があると思います。去年、三小の5・6年生が協力した『なぜ僕らは働くのか』(出版 学研プラス・監修 池上彰)という本には、働くことについて分かりやすく書かれていますが、その中でも心に残ったのは、「全ての仕事は誰かの役に立っている」という言葉です。
　学校では勉強を教える「先生」や、給食を作る「調理師」など大勢の大人が仕事をしています。皆さんが「主事さん」と呼んでいる大人は、廊下・トイレの清掃やはじめ、来客対応をしたり、感染防止のために消毒をしたり、今の季節は毎日落ち葉を掃いたりしています。おかげで気持ちよく学校生活を送ることができています。
　でも、ふだんから感謝の気持ちを伝えている人は少ないのではないでしょうか。11月23日は「勤労感謝の日」です。主事さんはもちろん、働いてみんなを育ててくれているおうちの人にも「いつもありがとう」という感謝の気持ちを、言葉にしたり、手紙を書いたり、仕事を手伝ったりして表してみるのもよいですね。