朝会
- 公開日
- 2017/03/17
- 更新日
- 2017/03/17
できごと
今日の朝会での副校長先生の話です。
コスタリカという国があります。日本から直接行ける飛行機はなくて、アメリカで飛行機を乗り換えていくような遠い国です。乗り換えの待ち時間を入れると、コスタリカに行くには、だいたい丸1日かかります。
コスタリカは平和憲法をもっています。世界中で平和憲法をもっているのは日本とコスタリカだけです。平和憲法というのは、軍隊を持たないこと、戦争をしないことを定めた国のルールです。コスタリカの人たちは、自分の国の憲法に誇りをもっているし、きちんと憲法を守ろうとします。憲法違反があると、相手が大統領だったとしても、裁判所に訴えるそうです。
以前、8歳の子が憲法違反を訴えた例があるそうです。そして、その訴えが正しかったので、国は訴えを聞き入れたといいます。それができるのは、国民一人一人が憲法を守ろうとしているからです。
三小にもルールがありますよね。「チャイムが鳴ったら教室に入る」「授業はきちんと受ける」「遊ぶときはなかよく校庭で遊ぶ」などです。みなさん、ちゃんと守れていますね。そうした、身近なルールを守ることが、みなさんの豊かな生活を守り、平和な世の中をつくることにつながります。
平和な世の中というものが、みなさんの力でも作っていけるということを考えて、生活してもらいたいと思います。
