学校日記

ミッフィーの絵と作者の思い

公開日
2017/03/01
更新日
2017/03/01

できごと

月曜日の校長先生のお話です。

 今日は「ミッフィーとその作者の話」をします。うさぎの「ミッフィー」シリーズは、全世界で8500万部も読まれた本です。実際に読んだ人も多いと思います。作者は、ディック・ブルーナさんと言って、オランダの絵本作家です。最近89歳で亡くなりました。
 ブルーナさんが描いた絵本の登場人物は、いつも正面を向いています。体が横を向いても、顔は真正面のままです。さあ、それはなぜでしょう?
 ブルーナさんは、その理由はこう話しています。
 「嬉しいときにも悲しいときにも目をそらすことなく、読者の子供たちと正直に向き合っていきたいという気持ちを表しています。私は子供の頃、戦争を体験しました。だから、何があっても真正面から取り組み、みんな幸せになってほしいと思っています。」
 このことから、2つ感じたことがあります。
 一つは、何があっても真正面から取り組み、“誰かを励まし続けられる人” はすばらしいということ。皆さんは、誰かのために何かしているでしょうか? 自分のことだけ考えてはいませんか?
 もう一つは、“いつも真正面から取り組むこと”の大切さです。皆さんは、真正面から取り組んでいますか? 最初からできないと諦めてはいませんか?
 
 これからも、何があっても真正面から取り組み、誰かを励ませる人を目指していけるといいですね。

 

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