区総合防災訓練
- 公開日
- 2016/05/23
- 更新日
- 2016/05/23
できごと
今日の朝会での校長先生のお話です。
今から約1ヶ月前の4月14日の夜、熊本県で震度7の大きな地震がありました。すぐに自衛隊約1600人、警察約2000人、消防約1300人以上が救助にかけつけました。
救助する中、こんな話がありました。「子供の声が聞こえたぞ」。生れて8か月の赤ちゃんが、つぶれた家の1階に閉じ込められていたそうです。救助隊は、中に入ろうとしましたが、何度も余震が襲ってきました。無理をすると、赤ちゃんも下敷きになって危険です。そんな中、何度も挑戦して、隙間から赤ちゃんを助け出すことについに成功しました。その時、暗い中、見守っていた人たちから拍手が巻き起こったそうです。
すばらしいのは、救助隊の人たちは、地震にあった人たちの非常食が余っていても食べないで、自分たちの持っていた缶詰の冷たいご飯を食べたそうです。そして、避難していた人用のお風呂にも入らず、出来る事をやったら帰っていきました。
救助隊の人たちは、訓練を受けているからこうしたことができました。そしてみなさんもその訓練の様子を見学することができます。
夏休みの7月28日。江戸川区が中心になって、自衛隊・警察・消防・お医者さんなどが一緒になって「総合防災訓練」を行います。当日は、炊き出しや冷や麦も配られます。水泳教室もありますが、この日は特別に校長先生や何人かの先生が連れていきます。江戸川区が無料バスを出すので、南葛西三小と防災訓練の場所(江戸川の川 篠崎)に送り迎えしてもらえます。行けるのは、消防や警察の学習をしている4・5・6年生の中から希望する人です。詳しくは、今週中にお手紙を配ります。よく読んで、家の人と相談して申し込んでください。
今日は、「人を助ける人々」のお話と「総合防災訓練の見学ができます」というお話でした。
さて、土曜日はついに運動会です。救助隊の人に負けないぐらい努力してすばらしい運動会にしましょう。熱中症にならないようにこまめに水もとってください。怪我しないように意識してください。