4年生のみなさんへ 実験解説編
- 公開日
- 2020/05/07
- 更新日
- 2020/05/07
できごと
4年生のみなさん、こんにちは!
先週の理科のクイズを出しました。
実験はしてみましたか?結果はどうでしたか?
今日は説明をします。
1〜500円玉は、鉄でできていないので全てじ石にくっつきません。
ところが、千円札、五千円札、一万円札などのお札は、じ石を近づけてから、そーっと引っぱるとお札がスーっと引きよせられます。
これはお札に使われているインクには鉄がふくまれているからです。ほんのちょっぴりしか入っていないので、しっかりはくっつきません。やじろべえのように、動きやすいようにすれば動きを見ることができます。
おまけにもう一つ
「1円玉が動いたよ!?」という結果だった人、いませんか?
実はやりかたを工夫すると、1円玉はじ石で動かすことができます。
1円玉を立て、じ石を近づけてからサッと遠ざけます。すると1円玉はじ石に引っぱられて動きます。
1円玉は鉄ではなくアルミニウムという金ぞくでできています。
じ石にくっつくはずがないのにどうしてなのでしょう。
じ石を、いきおいよく近づけたり遠ざけたりすることで、1円玉の中に電流が流れて、じ石の力が働くようになることがあります。これは中学生になったら理科でくわしく習います。
ゆっくりじ石を遠ざけると1円玉は動かないので「じ石にくっつく」とは言えませんが、じ石を動かすことでおこる不思議なことがあるのだということですね。
金ぞく、電気、じ石、いろいろな不思議がたくさんあります。
4年生の理科では電気のはたらきの勉強もありますよ!楽しみですね。
それではまた明日。
(明日はホームページで先生からのメッセージがありますよ)