6年生、バンザイ\(^o^)/
- 公開日
- 2020/03/18
- 更新日
- 2020/03/18
できごと
6年生の皆さんへ
この詩がすごく面白くて好きなので紹介します。3月のこの時期にピッタリです。
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卒業 谷川俊太郎
ひろげたままじゃ持ちにくいから
きみはそれをまるめてしまう
まるめただけじゃつまらないから
きみはそれをのぞいてみる
小さな丸い穴のむこう
笑っているいじめっ子
知らんかおの女の子
光っている先生のはげあたま
まわっている春の太陽
そしてそれらのもっとむこう
きみは見る
星雲のようにこんとんとして
しかもまぶしいもの
教科書には決してのっていず
蛍の光で照らしても
窓の雪ですかしてみても
正体をあらわさない
そのくせきみをどこまでも
いざなうもの
卒業証書の望遠鏡でのぞく
きみの未来
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「卒業証書は望遠鏡ではありません。」いかにも、学校の先生が言いそうな言葉です。
でも、ソレを覗けば卒業生のみんなの未来が見えるのなら、先生たちだって見てみたい。
小学校を卒業し、未来にむかって進んでいく皆さん。
でも、実は未来の方が皆さんを「はやくおいで」といざなってくれているのかもしれません。
ご卒業おめでとうございます。
第四葛西小学校 4年生より