学校日記

6年生、バンザイ\(^o^)/

公開日
2020/03/18
更新日
2020/03/18

できごと

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310054/blog_img/2651941?tm=20240305134736

6年生の皆さんへ

この詩がすごく面白くて好きなので紹介します。3月のこの時期にピッタリです。
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卒業 谷川俊太郎
 ひろげたままじゃ持ちにくいから
 きみはそれをまるめてしまう
 まるめただけじゃつまらないから
 きみはそれをのぞいてみる
 小さな丸い穴のむこう
 笑っているいじめっ子
 知らんかおの女の子
 光っている先生のはげあたま
 まわっている春の太陽
 そしてそれらのもっとむこう
 きみは見る
 星雲のようにこんとんとして
 しかもまぶしいもの
 教科書には決してのっていず
 蛍の光で照らしても
 窓の雪ですかしてみても
 正体をあらわさない
 そのくせきみをどこまでも
 いざなうもの
 卒業証書の望遠鏡でのぞく
 きみの未来
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「卒業証書は望遠鏡ではありません。」いかにも、学校の先生が言いそうな言葉です。
でも、ソレを覗けば卒業生のみんなの未来が見えるのなら、先生たちだって見てみたい。
小学校を卒業し、未来にむかって進んでいく皆さん。
でも、実は未来の方が皆さんを「はやくおいで」といざなってくれているのかもしれません。

ご卒業おめでとうございます。

第四葛西小学校 4年生より