学校日記

9月9日(金)の給食

公開日
2016/09/09
更新日
2016/09/09

給食室より

9月9日(金)の給食

 今日は、重陽の節句です。菊をもちいて、長生きができるようにと願う
 節句なので、菊の節句とも呼ばれます。節句には5つあり、五節句と呼
 ばれます。1月7日は七草の節句、3月3日は桃の節句、5月5日は菖
 蒲の節句、7月7日は笹の節句、そして9月9日は菊の節句と呼ばれて
 います。今日は、菊を使った給食を作りました。
 
 古来より、奇数は縁起が良い陽数、偶数は縁起の悪い陰数と考え、その
 奇数が連なる日をお祝いしたのが五節句の始まりだそうです。めでたい
 反面、悪い事に転じやすいと考え、お祝いとともに厄払いもしていたそ
 うです。中でも一番大きな陽数(9)が重なる9月9日を、陽が重なる
 と書いて「重陽の節句」と定め不老長寿や繁栄を願う行事をしてきたそ
 うです。

牛乳
ごま塩ご飯
 ご飯に白ごまを混ぜました。
秋の松風焼き
 ひき肉、大豆、玉ねぎ、味噌をよく混ぜたものを鉄板に伸ばし、表面に
 人参を散らしました。いつもならけしの実やごまをふりますが、秋らし
 く色づいてくる落ち葉のイメージで、人参を散らしました。
菊入おひたし
 旧暦の9月9日は新暦の10月中頃にあたり、まさに菊がきれいな時期
 です。今はまだ菊は咲いていないので、干して乾燥させてある菊の花を
 使いました。独特の風味があり、おいしいです。
沢煮椀
 千切の野菜が入った汁です。もずくも入っています。沢とは、たくさん
 という意味です。
巨峰1粒
 甘くておいしいぶどうです。