清掃活動
- 公開日
- 2014/04/11
- 更新日
- 2014/04/11
校長室
日本独自とは言えないまでも、世界の学校事情からすると珍しいといえる『清掃活動』。子どもにとって、どちらかというと「やらされている」感が強いのが、この清掃活動かもしれません。
「清掃」については、清掃が必要と思いつつなかなかできないという状況を端的に表している言葉として、「試験前になると掃除がしたくなる」という言葉があります。
では、何故、学校では清掃活動を行っているのでしょうか?
学校をきれいにさせようとして、子どもに義務付けているからでしょうか?
このように教師が理解していると、子どもはやらされ感のみで、清掃が嫌になってしまいます。
実は、清掃活動は、学習指導要領では「特別活動」に位置付けられていて、
【特別活動】(2)エ 清掃などの当番活動等の役割と働くことの意義の理解
とあるように、その方法を身に付けさせるのではなく、清掃を通して奉仕的活動の意義やその喜びを体感させること、集団活動の大切さを学ぶ機会と考えられているのです。
そのため、子どもたちが楽しく清掃活動を行えるよう、本校の教師は清掃活動についてもいろいろと工夫しているのです。
【写真上】友達と協力しながら、しかも楽しそうに廊下掃除に取り組む3年生。
【写真下】清掃は、自分の教室だけではありません。出張清掃があり、算数ルームの出張清掃があり、ここでも楽しそうに取り組んでいました。もちろん、指導の一貫ですから教師も清掃しています。