授業へGo!−10
- 公開日
- 2013/05/22
- 更新日
- 2013/05/22
校長室
○5月22日(水)2校時
○6年2組(大森学級)
○理科:単元名「体のつくりとはたらき」
○人などの動物が生きていくためには何が必要で、体のどの部分でそれらを取り入れているか等について疑問を持ち、進んで調べようとする。
今日は、6年生の理科の授業です。
今年度も理数教育の充実のために、校内研究では理科の指導法の研究に取り組んでいます。29日(水)には、6年3組での研究授業を予定していることから、その一環として、2組では、
「体のつくりと働きについての学習計画を立てよう」の課題に取り組みました。
人などの動物が生きていくために必要なものについて、子どもからは、
A : 空気(酸素)、水、食べ物(食料)
といった答えが出されました。
それを受け、、「じゃ、それらがあるだけでいいの?」といった教師の質問と共に、酸素ボンベ、ミネラルウォーターのペットボトル、おにぎりの3点が実験台に並べられました。どう応えたらいいのか戸惑いを隠せないでいる子どもたちの前を、一人の教師がすすっと進み出て来て、ペットボトルの水を飲もうとするではありませんか。
「あっ・・・?!」という子どもの声や、「だめですよ。校長先生!」という教師の制止の声が掛かると、
(「だって、喉が渇いているから、水を飲まないと・・・」といった見えないやり取りがあり)子どもからは、それらを体内に取り入れる必要性や器官の働きについての発言が続きました。
テンポのいい流れで授業は進んだことから、子どもたちの多様な考えや意見が交わされ、何より子ども一人一人が学習の見通しをもつことができた6年生らしい高度な授業となりました。
【写真左】子どもたちの意見がてきぱきとまとめられ、カード化されていきました。
【写真中】2人の教師によるTT授業の中、もう一人の主役である人体模型君。
【写真右】個々での考える時間の後、グループでの活発な意見交流会が持たれました。