学校日記

授業へGo!−掲示物編

公開日
2012/11/01
更新日
2012/11/01

校長室

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授業を進めて行くには、様々な教材教具を用いることになります。また、これら以外にも、掲示物があります。
その中でも、国語の授業でよく用いられるのが、「分析的読解のための拡大文」があります。これを基にして、個の読みからクラスの読みへと発展させていきます。読みが終わった後は、掲示することで前時の復習として用いたり、自分たちの学びを振り返ったりするのにも役立てています。

【写真上】2年国語
○単元名  思いを見つめて読む
○教材名  『きつねのおきゃくさま』(あまん きみこ作)
○あらすじ 
 お腹の空いたキツネはやせたヒヨコを見つけて、太らせてから食べようと自宅に連れ帰る。しかし「やさしいお兄ちゃん」「神様のようだ」とヒヨコに感謝の言葉をかけられて嬉しくなってしまい、ヒヨコが連れてきたアヒルやウサギの世話までするようになってきました。  でも、最後は、3匹に襲いかかったオオカミと戦って死んでしまいます。 ・・・。

 掲示されていた模造紙からは、子どもたちが読み進めっていった軌跡が、色とりどりの線や書き込みから分かります。とても味わい深いお話です。授業観察を行いながら、「自分ではどう教えていこうかな?」「指導計画はこう立て、発問はこのようにして授業を進めてみたいな!」と思わせられた教材でした。ぜひ、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか。
     さまざまに 考えさせられる  素敵な作品です!


【写真下】5年国語
○単元名  生き方を見つめて読む
○教材名  『大造じいさんとがん』(椋 鳩十作)
○あらすじ 
 獲物であるガン(残雪)に対する大造じいさんの気持ちが、単なる獲物と捕らえていたものが、ライバル(正々堂々と戦うべき相手)であると変化していきます。  ・・・。

 高学年らしい叙述にそっての深い読み取りの軌跡が、はっきりと分かります。サイドにひいた線にも、目的によって幾つかの種類があります。まさに、分析的読解の、互いの学び合いの軌跡がよく分かります。
国語のノートにもそれが表れています。お子さんの国語のノート、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか!