道徳の学習で、いじめについて考えました
- 公開日
- 2024/09/04
- 更新日
- 2024/09/04
できごと
道徳の学習で、いじめに関する内容が扱われるものがあります。この日の学習では、生活班で一人だけ仕事を押し付けられている子が自分からはいやだとは言えずに我慢している姿を見て、心配する友達がいるという話を題材にしていじめについて考えました。何が問題なのか、どのようにすればよいと考えるのか、自分だったらどうするかを考えました。まず、自分が同じようなことがなかったかを振り返ったあと、班ごとに原因や解決方法について話し合い、出された意見や他の班に伝えたいことを発表しました。発表の中で、相手の気持ちを考えるべきだとか、どうしても自分で解決が難しい時は大人に伝えた方がよいなど、具体的な意見が出され、いじめに対して自分だったらどのようにすればよいかを考えることができました。
殴ったり、蹴ったりなどの暴力や言葉の暴力などがいじめ行為として考えられますが、この話のように自分ではいじめだと認識せずに、相手の気持ちを考えずに自分がやりたくないことを押し付けてしまったり、軽くからかっているつもりでも大勢の子が同じようにからかったりしている中でいじめが深刻化していくことが多くあります。普段行っていることの中から、これはいじめに当たるのではないかと気付くこと、相手の気持ちを考えること、どうしたら解決できるか考えることなどを学校生活の様々な場面で繰り返し問い直すことが大切なのではないかと思います。