平成29年度 学校経営方針

江戸川区立中小岩小学校
校長  名古屋 眞智子

学校経営の基本方針

たくましく生きる力、学力向上をめざし、問題解決能力を育成するために、自ら学ぶ意欲を喚起し、基 礎・基本の定着、思考力・判断力・表現力、コミュニケーション能力を培い、思いやりや優しい心を育む 教育活動の展開に努める。 特に、 「子どものためにあること」 「公立小学校であること」 「生涯教育の基礎づくりであること」
以上を基盤として、学校は、子ども、教職員、保護者・地域に開かれた学校づくりを推進する。
〜学校・家庭・地域の連携(絆)を深めて〜
学校・家庭・地域の連携の絆を強く結び付けていく。<共育・協働> 子どもたちに、豊かなかかわりを体験させて、自分を支える人々及び社会があることをとらえさせることでかかわる人や地域のよさを実感的に学ばせることができる。そこから地域を愛する心が芽生えるであろうと考える。学校は、学力向上と共に、子どもたちの未来社会を担う意識を育て、豊かな人間関係を築く「生きる力」の基盤の構築をめざしていくことが重要であると考える。  そのために、学校・家庭・地域との連携(絆)を深め、本校の教育活動の特色としている人権教育・環境教育・特別支援教育を柱として、多様な価値観をもち、社会の変化に主体的・弾力的に対応できるよう教育の創造に努め、心身共に健康で、自他の人格を重んじ、自己実現のために創造性に富み、実践力のある子どもの育成をめざす。             


中小岩小学校の教育目標

◎よく考える子
◎思いやりのある子
◎たくましい子

 

☆課題と考えること

○図書館活用推進校・・・図書館司書の活用の工夫?図書館環境整備?心の育成?学びの充実(調べる力:興味関心の喚起) ○学ぶ喜び・・・問題解決型学習の推進(何を学ぶか、調べるか、知りたいのか)主体的な学びを
  ・学力向上の組織的な推進(細やかな補習、ベーシックタイム、ベーシックドリル活用)
  ・調べ学習の図書活用
○道徳科、英語科に向けて・・・先行研修・先行実施
○かかわり合い、学び合い、支え合う関係構築の力・・・人権尊重教育の推進
○感謝の心・・・心の教育の推進
○特別支援教育の推進・・・一人一人を大切にした指導
○いじめ問題対策・・・心を見つめて働きかける
○環境教育の充実・・・省エネ共和国
○体力向上・・・運動好きな子どもをはぐくむ。オリンピック・パラリンピックの夢へ 全校運動遊びの取り組み
○校内組織の協働・チーム体制の充実・・・人材育成

1.学校教育について

(1)学力向上…学ぶ楽しさ。 問題解決的な学習 ◎学校は子どもたちのためにある

  • 子ども一人一人のよさや可能性を見つけ、それが発揮できるようにすると共に、豊かなかかわりを経験することを通して、生きる力の基盤を培う。そのために学び合いの活動を工夫して教育活動を展開する。
  • 学ぶ喜び、知る楽しさを感じ(意欲の喚起・継続)、問題解決意識をもって学ぶ。(主体的に調べ、自分の考えをもち、表現し・伝え、学び合う力を育てる。)
  • 地域から学び、地域を学ぶ。(地域の特色、地域のよさ等、地域理解を深める学習の工夫を行う。)
  • 豊かな言語力を培い、心の育成を図るために、図書館司書を活用して読書科の充実を図る。
  • 子ども一人一人を確実にとらえ、個に寄り添った指導に努める。
  • 全学年で少人数習熟度別編成、合同授業、交換授業の実践、朝学習の充実、家庭学習の定着、一人一人の習熟度に合わせた教材・教具・学習環境の工夫等学力向上に向けて積極的に取り組んでいく。
  • 子どもの発想や考えを肯定的に評価する。
  • 個性発揮の場をつくる。(発表や作品募集、大会参加等)

(2)心の育成…豊かなかかわり合い◎心を見つめて

  • 自己を見つめ、よりよく生きようとする心情を高め、思いやりの心を育むとともに、人権感覚・人権意識を高める。(人権教育及び心の教育、道徳教育<人権教育授業の研究・道徳授業の改善等>を図る。)
  • 地域とのかかわりを深める教育活動を積極的に取り入れ、学校応援団を生かすことで、豊かな人や地域とのかかわりを築き、地域社会への愛着を育てると共に、未来社会を担う意識を育てる。
  • 温かな人間関係を築いていくために、かかわり合いを深める教育活動<異学年交流活動、地域・幼小中学校との連携、全校的な「思いやりタイム」や「なかよし班」活動等>を重視する。
  • 自然環境保護、リサイクルや消費生活の改善等の意識化を図るために環境教育を積極的に推進し充実させる。

(3)体力向上・・・運動の喜び・生活リズム◎健康な心と体<オリンピック・パラリンピックの夢へ>

  • 外遊びの奨励、運動遊びを年間計画で工夫して取り入れる、体力向上の運動を工夫(体力テスト活用、持久走等)、地域行事への積極的な参加等を働きかけ、たくましい心身の育成を図る。
  • 一校一取り組み運動を充実させる。
  • 「体力テスト」を実施し、結果を把握し、課題解決に日頃より取り組み授業に活かす。
  • 生活リズム改善、食育(早寝、早起き、朝ごはんキャンペーンへの取り組み等)、児童の健康保持増進や体力向上のための意欲や態度を養う。

(4)特別支援教育の推進・・・共に生きる◎理解し合う<かかわり合い・学び合い・支え合う>

  • 実態把握や理解に努め、一人一人の個性や能力に応じた適切な指導や支援を行うとともに、特別支援学級と通常学級との交流及び共同学習を行う。
  • 深い児童理解・個に応じた指導を、スクールカウンセラーを活用する等して充実させ、心の居場所を学校・学級・教職員につくる。
  • 相談窓口や支援体制を組織的に確立する。

(5)家庭・地域とともに・・・共育・協働◎学校応援団

 ◎地域に根ざした開かれた学校

地域で学ぶ(地域は教室) 校外学習の展開
地域を学ぶ(地域は教材) 地域素材の教材化
地域の人から学ぶ(地域は先生) 地域人材の活用
地域と共に学ぶ 地域行事の参加奨励
地域に奉仕する 地域ボランティア活動
地域の学校間連携 幼稚園・保育園・中学校との連携
地域連携による健全育成活動 青少年対策・町会等との連携
  • 地域の一員としての自覚を高め、我が町「えどがわ」を愛する心を養うため、金管バンドやエコ・フェスティバル等でPTAや地域行事に積極的に参加していく。
  • 子どもの健全育成を図るため、家庭や地域とともに「挨拶運動」や「人権推進運動」、「家庭学習キャンペーン週間」等の取り組みを共同して実施していく。また、学校の教育活動の改善充実のため、学校関係者からの評価を積極的に取り入れる。
  • 子どもが夢をもち豊かな学びや安心・安全な生活環境を整えるため、教育課題の共有化を図って「学校応援団」体制を充実し、同時に防災教育の充実を図る。

(6)美しい学校・・・人とのかかわり、自然とのかかわり◎生涯学習

  • 環境に対する意識を高め、進んでよりよい生活をしていく態度を養うため、「省エネ共和国」として、資源循環型の省エネ活動・「学校版もったいない運動」に全校的に取り組み、地球にやさしい学校づくりを推進する。
  • 人やもの、自然を大切にする心と実践力を育てるため、校舎内外の環境美化や動植物の保護活動を継続して取り組んでいく。

2.めざす教職員像について

子ども一人一人のよさや可能性を見つけ、それが発揮できるようにするため、教職員の協働体制、組織体としての機能を発揮させる。

◎協働して活動する学校

 ○学校は子どもたちのためにある。保護者・地域とともに子どもに寄り添う。
 ○よいことは、すぐ実行
 ○危機意識をもって、敏速に正しく判断・実行
 ○チーム力を高める。…ワーキングファミリー体制
 ○学び合い・支え合い・高め合うことで教師力・学校力向上へ
 ○チャレンジ精神をもって、企画・推進に臨む。
 
  • 創意工夫に基づく「わかる授業」を実践し、主体的に学ぶ意欲を喚起して学力向上を図る。…教師自ら指導内容・指導方法の研修に努める。
  • 若手の研修を組織的・計画的に図り協働体制の基、学校の教育力を高めていく。
  • 特設委員会を設置し、組織的・計画的に読書科の授業開発をして充実を図る。
  • 教職員が一体となる組織的な対応力をつける。…Pプラン・Dドゥ・Cチェック・Aアクションの日常化と組織の連携を図る。
  • 十分な計画(年間学習指導計画、学年・学級・専科経営案)、週案簿の作成・提出による共通理解体制、授業評価・学校評価等を活用した授業改善に取り組む。
  • 安全で潤いのある学校をめざす<元気にあいさつ・防犯対策充実・環境整備・定期的な安全点検>
  • 楽しく清潔な教育環境を整える。

◎信頼される学校・・・・・子どもの願い・保護者の期待に応える学校

教職員の構えが学校の信頼に大きく影響することを念頭に置き、教職員一人一人が持ち味を発揮して、子どもや親の視点で物事を見つめることで理解を深める。教職員一人一人が協働し合い、磨きあって教育活動、学校運営を推進する。

◇学校は教育活動の達成をめざす組織体である。それぞれの組織がそれぞれの機能を発揮するだけでなく、相互に報告・連絡・相談に心掛け相乗的に効果があがるように努力する。
◇教育公務員としての深い自覚に立ち、全体の奉仕者として、法令を遵守し、服務の厳正に努める。

◎学校予算の適正な執行を行い、事務の効率化を図る。

◇学校予算を最大限に生かすために、使用頻度が高く、活用しやすい備品や消耗品の購入を優先させる。備品等の使用方法の研修を通し、有効活用を図る。
◇学校運営に必要な出張、教職員に必要な研修、出張、校務分掌を生かすために必要な出張を優先して旅費の支給をする。
◇事務のOA化を推進し、文書の共有化、事務の効率化を図る。
◇私費の集金は必要最低限に留める。出納記録や現金収受の日付、確認印、領収書の保管等を適切に行う。



中小岩小学校の教職員・「人権宣言」
私たちは、人権感覚に敏感で、児童の範となります!

  1. 児童に元気に挨拶し、温かい声掛けをします。
  2. 児童の心身の健康状態を把握し、適切に対応します。
  3. 叱る際、児童の人権を傷つけず気持ちを大切にして指導します。
  4. 児童が互いの意見や作品等のよさを認め合うような人間関係づくりに努めます。
  5. 児童のよさを積極的に見付け、ほめたり、励ましたりします。
  6. 欠席の児童の状況を把握し、学校からの連絡内容が確実に伝わるよう配慮します。
  7. 一人一人を大切にするという観点で、展示物や物品などの教室環境を整えます。
  8. 著作物を複製する場合、著作権法で認められている限度を超えません。
  9. 体罰やセクシャル・ハラスメントを起こさないように、自己点検を行います。
  10. 常に人権への配慮をしながら授業を行います。
  11. 児童の個人情報にかかわる資料等の取り扱いを適切に行います。

参考:「人権教育プログラム」より