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令和8年8月6日 北方領土青少年等現地視察事業(2日目③) 根室高校の生徒の講話と振り返り学習

公開日
2026/08/06
更新日
2026/08/06

できごと

根室高校の生徒の講話

北方四島交流センター(二・ホ・ロ)では、学芸員の方による施設案内の後、根室高校「北方領土根室研究会」の生徒から説明を受けました。研究会の生徒は、地域の歴史や返還運動を学びながら、若い世代へ伝える活動を続けています。

生徒からは、北方領土問題をめぐる現状について、次のような課題が示されました。

  • 元島民の高齢化(平均年齢90歳超)により、記憶の継承が危機的状況にあること

  • 若い世代の関心の低下により、返還運動の勢いが弱まっていること

  • ロシア側のインフラ整備が進み、島が“遠い存在”になりつつあること

  • 中間ラインの制限や高額な支払いにより、漁業者が厳しい状況に置かれていること

  • ゴミ問題や乱開発など、四島の自然環境が失われつつあること

生徒たちは、「元島民の思いを若い世代が受け継ぎ、伝え続けることが必要である」「返還運動は効果が見えにくくても、続けることに意味がある」と強調し、北方領土問題を“自分ごと”として捉える姿勢を示していました。

ホテル到着後はすぐに振り返り学習を行い、今日の学びを踏まえて「未来に向けて自分たちができること」について話し合いました。生徒からは、

  • 学校で北方領土問題を扱う授業や機会を増やすよう働きかける

  • SNSや新聞づくりなど、自分たちの方法で発信する

  • 家族や友人に学んだ内容を伝え、関心を広げる

  • 署名活動など、身近にできる行動から始める

など、現実的なものから意欲的なものまで幅広い意見が挙がりました。

とうとう明日は最終日です。納沙布岬からわずか3.8kmしか離れていない貝殻島を望み、各資料館でさらに理解を深めていきます。