岩五の給食◇2月20日(木)
- 公開日
- 2025/02/20
- 更新日
- 2025/02/20
学校給食
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*献立*
・春の山菜おこわ
・牛乳
・ししゃものスタミナ焼き
・ツナと野菜の塩炒め
・生揚げのごまみそ汁
・はるみ
今日のおこわには、旬を迎えている、春の初めごろによくとれる山菜の せり・ふき・わらび・たけのこ を使いました。
「春の皿には苦みを盛れ」という昔からの言葉があります。この“苦味”とは、春の七草や山菜などの春野菜のことです。
人間の体は、冬は寒さを乗り越えるためにエネルギーを蓄えておこうとします。そして、春が近づいて暖かくなると代謝を活発にして、冬の間に溜め込んだ脂肪や毒素などの老廃物を排出しようとします。
これを助けるのが、山菜などの春野菜に含まれる苦味成分・「植物性アルカロイド」で、腎臓の濾過機能を高めたり、肝臓の解毒作用を高めたりするはたらきがあります。
つまり、「春の皿には苦味を盛れ」には“旬の食材を食べましょう”という意味が込められていて、その効果は科学的にも証明されています。
また、デザートは、市販ではあまり見かけない珍しいかんきつ類のひとつ「はるみ」でした。はるみは、「清見オレンジ」と「ぽんかん」をかけ合わせてできた品種で、糖度が高いため甘く・ほどよい酸味があり、果汁が多めで香りも豊かです。果肉のツブツブにハリがあり、プリプリとした食感を楽しむことができます。