＊献立＊
・回鍋肉丼
・牛乳
・スーラータン
・中華ポテト

　ご飯の上にかけて“丼料理”として提供したホイコーローは、中国・四川省の料理です。漢字で、「回す」・「鍋」・「肉」と書きますが、鍋を回しながら作る……などというわけではありません。
　お祭りの貢ぎ物として捧げた茹で豚の塊を、お祭りが終わったあとに美味しく食べられるように考案された料理で、一度茹でた豚を、再び鍋に戻して炒めることが名前の由来となったそうです。

　本来は、厚切りの豚肉とにんにくの葉を豆板醤がベースの辛いタレで炒めるシンプルな料理ですが、日本では、四川省出身の中華料理人が日本で手に入る食材と調味料で・日本人の口に合うようにアレンジしたものが広く親しまれています。
　今日も、肉だけでなく野菜もたっぷり使って作りました。特にキャベツは釜いっぱいの量があったのですが、炒めていくうちにかさが減って、写真２のように３分の１ほどの量になってしまいました…！
　このおかげで、テンメンジャンや砂糖などの調味料の力だけでなく野菜がもつ優しい甘みもきいて、とても美味しく仕上がりました。