第1回全校遠足『歩け歩け大会』を終えて
- 公開日
- 2021/05/14
- 更新日
- 2021/05/14
できごと
5月14日(金)はれ【校】
〇第1回全校遠足『歩け歩け大会』を終えて
3年生の作文が校長室に届いたので掲載します。
4月30日、月の最後、僕は「歩け歩け大会」に参加した。
「全校遠足」と聞いた時は、何なのか全く分からず、どうでもよかった。だが、内容を知ったときは驚いた。土手をただ、歩くだけ、ということだったのだ。もちろん楽しそうと思えるわけもなく落ちこんだ。他学年との顔合わせの時、自己紹介がありみんなのことを少しでも知ろうと思った。二年生よりも一年生の方がコミュニケーション能力が高くびっくりした。そんな感じで全校遠足「歩け歩け大会」が始まった。
一班の僕は、一番最初に出発した。もちろんどの班に会うわけもなく折り返し地点に到着した。帰りの時、色々な班とすれ違ったが、みんな静かにしっかりと並んで歩けていた。
後輩がふざけたり、大声を出したりしていた状況の時、僕は先頭にいて隣には班長がいた。班長は何度か注意したが、僕にはできなかった。あの時、注意していればと思った。そうすれば、ほかの班のようにまとめられて、いい班にできたと思う。これからは今回できなかったことをできるようになろうと思った行事だった。
新型コロナウイルスの影響で思うように行事ができない中で、今年から新しい行事として全校遠足が行われるようになりました。僕は班をまとめる班長になりました。全校遠足が行われる前に班長だけ集まることがありました。そのときからとても不安でした。班をうまくまとめられるか、道を間違えずに行けるのか、地域の人達に迷惑をかけずに周りに気を配れるかなどのマイナスの感情しかありませんでした。
班の顔合わせのとき、僕たち7班は人数が14人と多く、不安な気持ちが大きくなりました。けれど、自己紹介を通して、みんなも不安なんじゃないかと考えました。だからこそ班長である僕がしっかりしないといけないと思えるようになりました。
全校遠足当日、不安な気持ちはあまりなく、しっかりするという気持ちがありました。そのおかげで、人が通るときには班員に声をかけたり、狭い道では一列になるように指示することができました。チェックポイントで出された課題では、「誕生日を足し算し、同じ数になるメンバーを二人探せ」という課題で、みんな指示に従ってくれました。なのでスムーズに進めることができ、無事クリアすることができました。他の2つの課題も班員が協力してくれたのでクリアすることができました。
今日の全校遠足は怪我も事故もなく楽しめたのでよかったです。とてもいい思い出になりました。
私は、今回の歩け歩け大会で16班の班長として活動しました。その中で学んだことが二つあります。
一つ目は、他学年との交流のことについてです。今まで全く話したことなかった一・二年生と活動を共にしたことにより、新鮮味と三年としてしっかりと後輩の手本とならなければ、という気の引き締まった行動をすることができました。また、班長としてこれまでのように、親しみのある同学年だけでなく他学年もまとめ、ひっぱっていくという経験は私にとっても大切なものだったと感じます。
二つ目は、地域の方とのふれあいについてです。歩いている途中、たくさんの地域の方とお会いしました。その時、笑顔で挨拶してくださる方や、行ってらっしゃいと優しく挨拶してくださる方がいました。その度、少しほっこりとした嬉しい気持ちになりました。このことから、地域の方と交流することは大切なのだとあらためて気づかされ、今度は私の方からも声をかけてみようと思いました。
以上の二つのことを学ぶとともに、普段は歩かないような距離を歩くことによりとてもいい運動をすることができたなと思いました。感染症の対策として免疫を上げるためにもにも、これからは家でぐだぐだとしているだけでなく、外に出て運動を行い健康に生活を送りたいと思います。