＊献立＊

・麻婆豆腐丼

・牛乳

・春雨サラダ

・白菜とニラのスープ

・みかん１/２

　麻婆豆腐は中国の「四川料理」のひとつで、本来は辛いのが特長です。四川はとても寒い地域なので、体を温めるため料理に唐辛子や山椒などを使って辛くすることが多いようです。

　給食の麻婆豆腐は辛さ控えめなので安心して食べられますが、街中の中華料理のお店や本場のものを食べるときは辛いことが多いので要注意です。

　そんな麻婆豆腐は中華料理の定番ですが、約１５０年前に四川省のとある料理店で生まれたといわれています。顔に水ぼうそうのあとがある、とある料理店の奥さんが考案したことから、「麻婆」の字があてられました。

　直訳すると、“辛いお婆さん”となりそうですが……じつは、「麻」は“痺れるような山椒の辛さ”という意味もありますが、ニキビや水ぼうそうの跡などにできる肌の小さなくぼみのことも表します。そして「婆」は、“お婆さん”のほか“妻”や“奥さん”という意味もあります。

　つまり、“麻のある奥さんが作った美味しい豆腐料理”という意味で「麻婆豆腐」となったそうです。

　あっという間に１２月、今年も残すところあと１ヶ月となりました。本格的な寒さがやってきて、感染症の流行にも注意が必要な季節です。給食をしっかり食べて、寒さに負けない元気な体づくりをしましょう😊