特別支援教室
特別支援教室について
江戸川区では、通常の学級に在籍する児童・生徒のうち、特別な支援を必要とする児童・生徒に対して個別の支援ができるように、令和2年度より全中学校に「エンカレッジルーム」を設置し、巡回指導が始まりました。小中の切れ目のない支援の必要性から、平成30年度に全小学校で、平成31年度からは一部の中学校で巡回指導を開始し、令和2年度から全中学校で実施していくこととなりました。
※巡回指導・・・特別な支援を必要とする生徒に対し、拠点校(本校の場合は小岩第二中学校)から専門性の高い教員(巡回指導教員)が巡回し、エンカレッジルームや在籍学級において個別の支援、指導等を行うこと。
対象となる生徒
特別支援教室の対象となる生徒は以下のような生徒です。
○自閉傾向があり、一部特別な支援を必要とする生徒。
○主として心理的な要因による選択制やかん黙等があり、一部特別な支援を必要とする生徒。
○聞く、話す、読む、書く、計算するまたは推論する能力のうち、特定のものの習得と使用に著しい課題を示し、一部特別な支援を必要とする生徒。
○年齢又は発達に不釣り合いな注意力、または衝動性・多動性が認められ、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすもので、一部特別な支援を必要とする生徒。
教室の紹介
小岩三中には、個別指導ができる3つの部屋があります。
利用までの流れ
下記の流れを基本に生徒の状況に応じ、特別支援教室を利用するかどうかを決定します。
○担任や教科担任の気づき、保護者からの相談
○巡回相談教員やスクールカウンセラーによる視察
○保護者の理解のもと相談票を作成
○心理発達検査等の実施
○校内委員委員会を経て区教育委員会の修学支援委員会(年5回)にて判定
○利用開始
その他
巡回指導の際に利用する「エンカレッジルームは特別支援教室、教育相談室、カームダウン等としても利用しますが、不登校生徒への指導、支援を行う場合は、基本的に別の部屋を利用します。