１２月１５日（金）の給食
- 公開日
- 2017/12/15
- 更新日
- 2017/12/15
給食
＊献立＊
・高菜めし
・牛乳
・きびなごの磯辺揚げ
・かぶのゆず風味
・だご汁
・みかん
今日の給食は、鹿児島県の郷土料理です。
【高菜めし】
高菜は通常、大きく広がった葉を食べますが、熊本で採れる「阿蘇高菜」は、茎が細くやわらかいため開化前の花の付いた茎ごと収穫します。ピリッとした辛みがあり、漬物にして食べるのが一般的です。高菜めしは、この漬物を刻んで炒め、ご飯に混ぜた料理です。
【きびなごの磯辺揚げ】
きびなごは、熊本県・天草市の天草漁港でよく水揚げされる、体長10cmほどの小魚です。刺身、天ぷらなど様々な料理で食べられるほか、干物や煮干しにも加工されます。熊本県では、そのまま金網で焼く「プス焼き」という料理が天草名物のひとつとなっています。
【かぶのゆず風味】
熊本県・上益城(かみましき)地域を中心に、ゆずの栽培が盛んに行われています。山の傾斜地を利用しているため水はけや日当たりが良く、風の影響も少ないので、ゆずの栽培に適しています。このような地理的な好条件のもとで、色づき・香りともに高品質の熊本産ゆずが育てられています。今日は、かぶの浅漬けの風味付けに使いました。
【だご汁(せんだご汁)】
小麦粉の団子を味噌またはしょうゆ仕立ての汁に入れて作る「だんご汁」です。これが訛って、熊本県では「だご汁」と呼ばれています。山が多い土地では、米よりも麦の栽培が盛んであったため小麦粉を使った料理が多く作られてきました。だご汁はその代表的なもので、熊本県以外の地域でも親しまれています。
一方、さつまいものでんぷんで作るものは「せんだご汁」といって、こちらは天草地域の郷土料理として親しまれているようです。今日はこの「せんだご汁」を作りました。
【みかん】
熊本県は、みかんの生産量が全国４位です。栽培に適した地形を活かし、様々な種類のみかんが収穫されています。
