学校日記

9月9日の給食【重陽の節句】

公開日
2022/09/09
更新日
2022/09/09

給食

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1320045/blog_img/3143434?tm=20240305134736

献立
・栗ごはん
・牛乳
・さんまの松前煮
・菊花あえ
・のっぺい汁
・梨

今日9月9日は五節句のひとつ、重陽の節句です。古代中国で、縁起がよいとされる陽数(奇数)のうち、もっとも大きい9が並ぶ(重なる)ことから「重陽(ちょうよう)」と呼ばれ、五節句のうちもっともめでたい日とされました。もとは旧暦9月9日の行事で、新暦では10月上旬にあたり、菊の花が咲くころなので「菊の節句」ともいいます。
菊は仙人(不老不死で超能力を持つ人)が住む山に咲き、長生きの効き目があると考えられていました。そこで菊の花びらを浮かべたお酒を飲んで、長寿をお祈りしていました。
重陽の節句は栗や菊の花を使った料理でお祝いします。今日は栗をご飯と一緒に炊いた「栗ごはん」と菊の花を使った「菊花あえ」を作りました。

「さんまの松前煮」は筒切りのさんまを昆布やにんにく、生姜と一緒に大きな釜でじっくりコトコト2時間煮た料理です。煮汁にお酢が入っているので、骨まで柔らかく、丸ごと食べられるようになっています。
「松前煮」とは昆布を使う煮物の総称で、北海道の昆布で有名な産地を昔は『松前』と呼んでいたことからこの名があります。