【2年生 国語】『平家物語』の深まりに迫る!
- 公開日
- 2026/10/30
- 更新日
- 2026/10/30
授業の窓
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本日は、2年生の国語の授業風景をご紹介します。
先日の学芸発表会や合唱コンクールでは、2年生として素晴らしい歌声を響かせ、一体感を見せてくれた生徒たち。そのエネルギーと感動の余韻を大切にしながら、教室では古典の名作『平家物語』の「扇の的」の学習が進められています。
今回の授業では、前半の復習からスタートし、グループでの確認を経て、物語後半のクライマックスである「那須与一の2本目の矢」の場面へと踏み込みました。
授業の中では、以下のようなポイントを通じて作品の深層に迫りました。
鮮やかな色彩表現の対比:
夕日や日輪の「金」、扇の「紅(赤)」、そして荒れ狂う「白波」といった色彩が、場面の緊迫感をより際立たせていることに注目しました。
「対句」による両軍の描写:
平家と源氏それぞれの反応(感動して船端を叩く平家と、盛り上がってエビラを叩く源氏、そして老兵の死に静まり返る平家と再びどよめく源氏)が対比的に描かれている文構造を整理しました。
多角的な視点による人間ドラマの考察:
単なる英雄の活躍(ヒーロー物語)として読むだけでなく、老兵を射殺した行為に対する源氏内部の受け止め方の違い(称賛と疑問)に触れました。戦争の美しさとその裏にある残酷さという、古典が持つリアリティについて深く考えを巡らせました。
授業の終盤には、4人班で教科書の現代語訳の音読を行いました。お互いに声を合わせ、助け合いながら読み進める姿からは、普段の学校生活や行事の中でも大切にしている「自主協働」の姿勢がしっかりと息づいていることが感じられます。
次回は主人公が源義経へと移り、歴史的仮名遣いの学習へと進んでいきます。物語の背景や言葉の美しさに触れながら、生徒一人ひとりが知的好奇心を広げられるような授業を重ねてまいります。