【避難訓練】「命を守る」ための日頃の姿勢を問い直す
- 公開日
- 2026/05/12
- 更新日
- 2026/05/12
校長室より
本日、火災発生を想定した避難訓練を実施しました。
今回の訓練は、避難経路の確認や放送を正しく聞き取る訓練に加え、「災害時に自らの命、そして他者の命を守るためにどう動くべきか」を深く考える機会となりました。
緊迫感を持った訓練
火災発生の放送を受け、生徒たちは校庭へと避難しました。集合にかかった時間は6分50秒。避難完了後、安全指導担当の教員からは、この数字の重みについて厳しい指導がありました。
「人の命に関わる時、1秒の遅れが取り返しのつかない結果を招く。目標は5分を切ること。いざという時に自分たちの命を守り抜くために、この『訓練』でできないことは、本番でも絶対にできない」
避難中の様子についても、「無駄な私語はなかったか」「周囲への目配りはできていたか」と、生徒一人ひとりの「心の持ち方」を問う場面がありました。
「日常」が「非常時」に出る
指導の中では、東日本大震災の事例にも触れられました。
「みんなが生まれる前に起きた震災では、夜遅くまで学校で待機し、保護者の迎えを待った中学生もいた。こうした事態は決してゼロではない」
さらに、日頃の学校生活での態度がいざという時の行動に直結するというお話もありました。
「普段の生活で注意されていること、言われたことが、こうした緊急時に全て出る。自分と周りの命を守るために、日頃から言動を正しく直していくことが必要なのだ」
という言葉に、生徒たちは自分たちの日常の振る舞いを振り返り、静かに耳を傾けていました。
訓練を支える人たちへの感謝
訓練の最後には、生徒たちが安全に訓練を行えるよう、事前に校舎内の安全確認や準備をしてくれた主事さんや先生方への感謝についても触れられました。
「自分たちのために動いてくれている人がいることを知り、訓練の後始末(掃除)まで心を込めて行うこと」という指導を受け、生徒たちは訓練終了後の清掃活動にもいつも以上に念入りに取り組んでいました。
防災意識を次のステップへ
今回の訓練を通じて、生徒たちは「避難の仕方」という形だけでなく、その根底にある「命に対する責任感」を学びました。
学校では引き続き、安全に身を保障する能力と態度を養い、防災意識の高い学校づくりを進めてまいります。