今年度、南葛西中学校は道徳研究推進校となったため、６月５日（水）に道徳公開研究授業が行われました。２年生を対象に、「生活を振り返り、SNSをどのように活用すると良い人間関係をつくれるか考えよう」を課題として、生徒達は授業内で個人で考えたり、グループで話し合って考えていました。

　事前のアンケートでは、９割以上の生徒が自分用の携帯電話やタブレットを持っていると回答がありました。SNSの良い点と悪い点も各生徒が自分の中で考えをもっていました。

　人と気軽にコミュニケーションを図ることができるSNSですが、その反面、言葉の奥に隠されている心理を読み取ることが難しい一面もあります。今回の授業をきっかけに、生徒達にはSNSの使い方を改めて考えてほしいと思います。また、SNSだけでなく、対面してもどのように相手を思いやるコミュニケーションを取っていくか考えて日頃の生活を送ってほしいと思います。

　授業をご覧になった先生方からは、「生徒達が自分の生活と照らし合わせて真剣に考えていた」「どのようにしたらSNSを通して良い人間関係をつくれるか考えて多様な意見が出ていた」とご好評をいただきました。これからも道徳の授業を通して生徒達の心を育成できるように教職員一同努めてまいりますので、今後もよろしくお願いいたします。