≪お彼岸献立≫

・かしわうどん
・牛乳
・ししゃもの磯辺揚げ
・菜の花のからし和え
・ぼたもち



今日の甘味は「ぼたもち」です。
ぼたもちは春のお彼岸のお供えものとして古くから食べられてきました。春分の日(21日)を中心とした前後3日間の計7日間、今年は3月18日〜24日の期間が春のお彼岸となります。なぜ、ぼたもちをお供えするのかというと、大きな理由は3つあります。
1つ目は、小豆(あずき)のもつ「赤い色」には魔よけの効果があると信じられており、邪気(じゃき)を払ってお供えをするため。
2つ目は、「もち米」と「あんこ」2つのものを合わせて作ることから、ご先祖様と自分たちの心を「合わせる」ため。
3つ目は、昔は砂糖が貴重で砂糖を使ったお菓子は高級品であったためです。
以上の理由からお彼岸というご先祖様と通じる特別な期間に感謝と祈りを捧げるために「ぼたもち」を作ってお供えをする習慣ができたとされています。