学校日記

11月24日(木)の給食

公開日
2022/11/24
更新日
2022/11/24

今日の給食

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1320038/blog_img/3091433?tm=20240305134736

《 献 立 》
・麦ごはん 
・おかかふりかけ
・牛乳
・つけ揚げ(さつま揚げ)
・キャベツの煮浸し
・さつま汁

 11月24日は「和食の日」です。日本の自然から生まれ、歴史の中ではぐくまれたわたしたちの食文化「和食」について考える機会にしていただければと思います。「だし」のうま味は和食の味の基本となります。今日は鰹節と昆布を使って「だし」をとり、煮浸しとさつま汁に使用しました。
 また、今日は鹿児島県の郷土料理を提供しました。「つけあげ」は鹿児島県特有の呼び方で、他県では「さつまあげ」「てんぷら」「揚げかまぼこ」などと呼ばれています。「つけあげ」の歴史は古く、江戸時代に薩摩藩28代当主・島津斉彬(しまづなりあきら)が、諸藩に古くから伝わる「紀州はんぺん」や「かまぼこ」の製法にヒントを得て、暖かくて湿度の高い鹿児島の風土に適する、保存性の高い揚げ物料理を考案させたという説や、琉球料理の揚げかまぼこである「チキアギ」が薩摩との盛んな交流の中で伝わり、鹿児島の方言によって「つけあげ」になったという説があります。「つけあげ」は、魚のすり身に豆腐や地酒を混ぜて油で揚げて作ります。砂糖を入れて甘口に仕上げるのも特徴です。さつま汁は、鶏肉を使った具だくさんなみそ汁です。鹿児島県は古くから鶏の飼育が盛んであり、『薩摩旧伝集』によると、鶏をしめて煮て食べる風習は古くからあったとされています。昔は祝いの席など特別な日に作られることが多かったのですが、現在はそのような決まりはありません。具だくさんで体が温まるため、寒い冬によく食べられているようです。また、味付けや鶏肉以外に入れる具材は、家庭や季節によって異なります。