《　献　立　》
・麦ごはん
・牛乳
・鯛の甘辛揚げ
・きつね和え
・豚汁

　新型コロナウイルス感染症の影響により、日本各地で農水産物の流通量の減少や単価の下落が続いています。国は農水産物の生産・供給体制を維持するための取り組みの一つとして学校給食への食材提供にかかわる費用の補助を行っています。今日の真鯛も国の取り組みによって無償提供していただいたものです。高級な食材を無償提供していただける理由は『貴重な食材を無駄にしないため』です。近年、まだ食べることができる食品を捨ててしまう「食品ロス」が問題となっており、日本では年間で約５２２万トンもの食品ロスが発生しています。この量を国民１人当たりに換算すると、おにぎり１個分の食べ物（約１１３ｇ）を毎日捨てていることになります。給食を通してコロナ禍で余っている食材があること、食品ロスについて考えるきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
　今日は無償提供していただいた鯛を使って「鯛の甘辛揚げ」を作りました。鯛に片栗粉をまぶして揚げ、醤油ベースのタレを絡めました。