学校日記

1月28日(火)の給食

公開日
2025/01/28
更新日
2025/01/28

今日の給食

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https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1320038/blog_img/189284800?tm=20250128123641

《 献 立 》

・深川めし

・牛乳

・えどちゃんコロッケ

・糸寒天の和え物

・切干大根入りみそ汁

 深川めしはざっくりと切った葱と生のあさりを味噌で煮込んで熱いご飯にかけた、漁師の知恵の一品です。深川は、江戸時代は漁師の町として栄え、江戸前の魚貝類や海苔などを捕る漁師さんたちが大勢いました。特に、良質のあさりやカキが沢山捕れ、それらは深川名物とされていました。忙しい漁の合間に手早く作れ、しかもおいしく栄養価の高い「深川めし」は、漁師の日常食としてもてはやされました。深川めしにはもう一つあさりの炊き込みごはんもありますが、それは大工などの職人さんがお弁当に持っていけるものをという事で、生まれたといわれています。今日の給食ではあさりの炊き込みごはんを提供します。

 えどちゃんコロッケは江戸川区の特産品である小松菜が入ったコロッケです。小松菜は江戸時代、江戸川近くの小松川周辺で栽培されたことから、徳川吉宗がこの名を付けたといわれる東京生まれのアブラナ科の野菜です。東京はもちろん、神奈川、埼玉、千葉などといった都市近郊が主な産地です。

 糸寒天は伊豆諸島が主産地のテングサ科の海藻テングサを天日乾燥させたものから作ります。テングサを煮溶かして抽出物を濾して冷やし固めると、大きなところてんができ、これを巨大ところてん突き機でついて細い棒状にしたものを、屋外で自然凍結・乾燥させます。12~2月にかけての極寒の頃に、夜に凍らせては昼に陽に当てて、凍結と乾燥を繰り返して作るので、畑で乾燥する光景は地元の冬の風物詩になっています。