道徳は多様な価値観を認識しながら自ら感じ、考え、他者の対話協議しながらよりよい方向を目指していける資質や能力を育てる授業です。

最近は一人一台学習用端末内のアプリを活用して、自分の考えや他者の考えが瞬時にしてタブレットで共有でき、黒板に映し出されます。

１年生のある学級ではＩＣＴ（アプリ「オクリンク」）を活用して話合いや発表活動が行われていました。

また３年生のある学級では、「あなたならどう思う」の問いに対しての「賛成」「反対」「中立」の三つの派閥ができあがり、ディベート合戦が繰り広げられました。その対話を聞くことで考え方に変化がみられた生徒がいてとても興味深かったです。

「立場の違いによってその考え方が違うこと、そのことを知った上でどのように社会で生きていくことが大切なのか？」という授業のまとめでした。発達段階に応じた今どきの新しい道徳の授業、とても刺激的でした。