学校日記

味覚の教室 3年

公開日
2020/11/04
更新日
2020/11/04

校長室

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310094/blog_img/2960091?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310094/blog_img/2962542?tm=20240305134736

https://edogawa.schoolweb.ne.jp/1310094/blog_img/2964043?tm=20240305134736

 4日(水)2つめの特別授業は味覚の教室。昨年度も3年生に授業をしてくださいました。今年度も講師として来てくださったのは、たべもの教室采輪 山田百香里氏、パティスリー・ル・ラピュタ 河田昭夫氏です。
 3年生の子どもたちはシェフのような帽子を付け、まずは五感について学びました。次に味覚について考えました。「甘い」「しょっぱい」「酸っぱい」…そして「うまみ」、実際に塩や砂糖、かつお節などを口に入れ、確かめました。
 干しブドウを食べる実験では、初めに鼻をつまんだ状態で干しブドウを食べ、しばらくして鼻をつまむことをやめると…、「わあっ!」という声がもれました。鼻をつままなくなったら味がしたそうです。つまり、味は舌で味わうとだけ思いがちですが、香りを感じることで味を強く感じることができるということを体験しました。風邪をひいている時、あまり味を感じることができないのは、こういうことなのですね。
 他にも、ジューっと焼く音が聞こえたり、触ってふわふわだったり、目で見て美味しそうと思ったり、いろいろなことが味わうことにつながっていると教えていただきました。
 最後にはシェフの手作りクッキーを食べましたが、クッキーには何が入っているでしょう?と言われ、材料を考えながら味わいました。隠し味は「きなこ」だったそうですが、こうして考えながらじっくり味わうと、食べるということに対する関心や興味もまたさらに深まるのだろうと思いました。
 今年は味わうものについて1人分ずつ小分けにして用意してくださったり、たくさんのご配慮もいただきました。貴重な授業をしてくださった講師のお二人に心から感謝いたします。ありがとうございました。