学校日記メニュー

学校日記

うきたの給食 7.3 *半夏生(7/2)行事食

公開日
2023/07/04
更新日
2023/07/04

学校生活

今日の献立
* たことえだまめのごはん
* ししゃものごまあげ
* とうがんのそぼろに
* まろやかみそけんちんじる
* パイナップル
* 牛乳




昨日7月2日は、「半夏生」といって、夏至(1年で一番昼の時間が長い日)から数えて11日目のことで、毎年7月2日頃にあたります。


農作業では、田植えを終わらせる目安となる日で、田植えは、夏至が過ぎてから始めて、半夏生の前に終えるのがよいとされていました。そのため、無事に田植えが終わった半夏生には、元気がつく食べ物を食べ、体を労わったそうです。


そんな半夏生には、たこや小麦餅などを食べる風習があります。

たこを食べるのは、稲の根がたこの吸盤のように、強く土地に根付いてほしい…という願いからといわれています。関西地方から伝わった風習のようです。重労働の田植えを終えた日なので、たこで体力をつける、という意味もあったのかもしれません。

小麦餅は、二毛作の地域では、半夏生に小麦を収穫し、新たにお米を植えるタイミングでもあるので、収穫した小麦でおもちを作って食べ、豊作を願ったそうです。



給食では、たこのスライスを調味料で味付けし、炊き上がったごはんに混ぜ込みました。
ちなみに、たこと一緒にごはんに混ぜ込んだ枝豆は、ちょうど今頃の季節から秋にかけて出回り、7〜8月が旬の時期にあたります。旬のおいしさを味わってもらいたいと、今日は八百屋さんにさや付きのものを納品していただき、調理員さんに茹でて、中の豆を取り出して使ってもらいました。
給食室で茹でた枝豆は、ホクホクしていて、冷凍のむき身のものとはひと味もふた味も違い、おいしくいただきました!



「半夏生」は、大人でもなかなか知らない行事の1つかもしれませんが、食を通して、日本に古くから伝わる行事や風習などを知り、親しみを持ってもらえるといいなと思います。