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うきたの給食 6.15 *旬の冬瓜が登場!

公開日
2023/06/16
更新日
2023/06/16

学校生活

今日の献立
* あおだいずごはん
* さばのみそに
* いとかんてんのサラダ
* とうがんじる
* すいか
* 牛乳




今日の給食の「とうがんじる」は、「とうがん」という野菜をいちょう切りにして、具として使った汁物です。


とうがんは、日本では平安時代から栽培されていたといわれる、きゅうりやすいかなどと同じ、ウリ科の野菜です。1つの大きさは30センチ以上、重さはなんと3〜5キロもあります!ラグビーボールのような形をしていて、表面は硬い緑色の皮で覆われ、食べるのは中の白くてやわらかい部分です。とうがんは、漢字だと「冬」の「瓜(うり)」と書きます。
そう聞くと、冬においしい野菜、と思いますが、実はとうがんのおいしい旬の季節は…「夏」!暗くて涼しいところにおいておくと、冬まで食べられることから「冬」の「瓜」と名前がついたそうです。


そんなとうがんの栄養はというと…、ほとんどが水分です。全体の約95パーセントが水分で、とってもみずみずしい野菜です。血液の流れが悪くなることでおこる、脚のむくみをとったり、体温を下げるなどのはたらきがあります。そのため、暑くて夏バテしやすいこの時期に、とってもオススメの食材です。加熱すると、白い実がうすい緑色に透き通り、なめらかでとろりとした、独特の食感になります。見た目も食感もさわやかで、夏らしい野菜のとうがん、少し下処理に時間がかかりますが、ぜひおうちでも食べてみてください!



給食時間には、冬瓜についてのプリントを配り、さらに本物の冬瓜(栄養士が自宅用に購入したものを、断面が見えるようにカットしました)を持ってクラスを回り、子供たちに実物を見てもらいました。みなさん「うわぁ〜でっかい!!」「すいかが細長くなった感じ」「種がすいかやメロンみたい」「皮がツルツルしてる」と、大きな冬瓜に驚き、さまざまな発見をすることができました。
お昼休みには、冬瓜を持ってみたいと栄養士を訪ねてきてくれた子も多く、実際に冬瓜の重みを体感してもらいました。


そして肝心の給食の冬瓜も、「とろ〜りとろけておいしいです」と、たくさんの子が感想を聞かせてくれました。今日は瓜の仲間ということで、デザートもすいかにしたので、2つを比較して味わってもらいました。



これからも、季節ごとに旬の食材をたくさん取り入れた給食で、子供たちに旬のものの香り、食感、色などから、旬のもののおいしさを感じてもらいたいと思っています。
また、普段なかなか目にしたり食べる機会の少ない野菜を、給食を通してもっと知ってもらえるとうれしいです。